いいお天気です。
夏です。
このタイトルから昨年の「
アリ騒動」を思い出しますね。
今年はハエです。
アリの次はハエ。
...。
(下の方に写真あります、注意)
今週の火曜日、3日ほど前のことになります。
スイスは環境的に夏場、ハエが多いわけですが、うちのアパートはそれほどいません。
ところが、その日はキッチンとベランダの窓際に5匹ほども飛んでいるのを発見。
これはきっと屋根下の窓を開放していたからだろうと思い、ハエを外に出し、屋根下の窓を閉めました。
ところが、また、ハエがたくさん窓際にいるのです。
それならと、またハエを外に出し、ネットを張っていない窓をすべて閉めてました。
それで夜を迎え、朝になり、気温が上がってくると、またハエが。
外からは入れないはずなのに。
ここでさすがにおかしいと思い、ジル君には鉢植えに卵でもあったのではないかと言われたので、みどりのせいにされては大変だと、一応鉢をみてまわったり、小次郎のトイレをみてみたりしました。
小次郎のトイレは毎日掃除しつつ(便の状態や量とかも)観察してるので、そこに蛆がいたらすぐにわかるわけで、いままでもちろんそんなことはありません。
話が逸れますが、猫用トイレはそう大きなものではないわけですが、小次郎は排便の場所と排尿の場所というのをだいたい決めているらしく、トイレ入って、右奥が排便、左手前が排尿。いつも同じとこで用を足しています。なんらかの理由でトイレ掃除が出来なかったりしたときは、範囲がずれてきたりします。
話はもどって、鉢植えも水やりしてますから、気づかないのは苦しい。
しかもうちは(基本、水と土だけなので)卵を産みつけそうな有機の固形肥料などはまったく使用しないので、むずかしいと思ったわけです。
どっちも原因はみつからず。
ジル君には、思い当たるふしがないか聞かれましたが、全然ないので、ネットでハエについて調べてみる事にしました。
そうしたら、あれですよ。
ハエの蛹(さなぎ)!
あの写真にピンときました。
少し前になりますが、ころりと落ちていたのです。
キッチンの缶を整理するとき。
トマト缶を箱入りで買って、そのパッケージを開けて、缶をひとつずつ整理しているときに、赤い大きめの米粒のようなものをみつけたのです。
そのときは、はて?、と思って、後で掃除機で吸ったわけですが、その赤い大きめの米粒似のものが、ハエの蛹の写真にそっくりだったわけです。
そこで、トマト缶をおいてある場所をチェックしてみたら、いましたいました。
正確には、トマト缶だけでなく、キッチン作業テーブル下すべてのものを出し、それぞれをきっちりチェックしました。
いたのはトマト缶の下。
蛹の抜け殻?
それまで飛んでたハエの数と、ハエの生態を考えると、もう蛹はほとんど成虫(ハエ)になっているはずで、中身の入ったハエはほとんどいないだろうと思っていましたが、2匹くらい生まれたてのがいました。
あとは空っぽ。
2-3日の間、とてもたくさんのハエを外に逃がしましたが、それも終焉です。
ともあれ、これから虫が入ってくる季節なので、ネットを窓にひっつけました。
網戸...のようなものですが、違いは、窓に直接ベルクロ(マジックテープ)を張りつけ、そこにネットをひっつけるタイプ。なので隙間はほんとにないです。
いままでは寝室の窓にのみひっつけていましたが、これを機に、下のトイレ、キッチン、ベランダのドアにもつけました。(原因がわからなかったときに、家にまだ残っていたのをひっつけた)
あと、うちは虫が入ってきたら、ジャム瓶でとって、外に出します。(虫用と書かれたジャム瓶をリビングに常備している)
蜘蛛くらいなら、あたしは素手でとってベランダに逃がしますが、ハエや蜂などは無理なのでジャム瓶使用。
今週は二人で、ベランダまで何往復もしました。
ということで、100匹はいたと思われる、うち生まれのハエも、外で飛んでいると思います。
結局は、買ってきたトマトの缶のダンボールだかに、卵が産みつけられていたわけです。
たぶん保存の状態だか環境だかがよくなかったのかもしれません。
トマト缶使う時はきれいに洗ってから使おうと思います。
ハエの生態に少し詳しくなりました。
あと、ハエの蛹、見分けられます。
これはみつけた蛹のカラです。

ハエ騒動、アリのときほどではありませんが、それでもちょっと疲れました。
もちろん、もうハエは一匹もいません。