2008年 08月 12日
"Collection de l'Art Brut"(アール・ブリュット・コレクション) 日本展 |
そのなかでもたぶん一番有名ではないかなと思うのが、この"Collection de l'Art Brut"(アール・ブリュット・コレクション)。
アール・ブリュットっていうのはその名の通りの粗アート。
とくに美術の専門的教育を受けていないひとたちが独学で創造したものたち...。
展示されている作品も精神病患者や囚人によるもの、啓示を受けて創作し始めたものだとか...多岐に渡ります。
そのアール・ブリュットで2月から来月末まで「日本展」を開催中。
この美術館は毎月第一土曜日は無料開館日なので、その日に行ってきました。
(美術館はどこも毎月1日くらいは無料開館日を設けていること多し)
日本展、とてもよかった。
とくに舛次崇さんの力強いパステル画なんて...大好きです。
日本からの作品は大半が知的障害者といわれている人たちの作品。
各作品の隣では、創作風景や周りの人のインタビューを含めたドキュメンタリーDVDが放映されていて、これがまたよかった。
(おかげで、ものすごく時間がかかったのだけれど(笑))
不思議な方向からどんどん埋まっていくキャンバス。
そしてなんといっても創作しているときのあの幸せそうな表情。
ほんとうにたのしそうなの。
作品としては、知的障害のこととか抜きにして素直になにかを感じられるものが多かったです。(そういう意味では、2階以上に展示されている常設展示物の方がさらにそういう感が強い)
日本展のポスターにも採用されているのは舛次崇さんのパステル画。
9月にもう一度行ければ行きたいと思ってます。
by shmup
| 2008-08-12 17:48
| できごと